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行元寺(ぎょうがんじ)◎天台宗
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〒298-0131 千葉県いすみ市荻原2136 電話0470-86-3816
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東頭山無量寿院行元寺は、嘉祥2年(849)慈覚大師円仁によって、伊東大山(現夷隅郡大多喜町伊藤)に草創されました。大師帰朝後、東国で最初に開山されたところから、「東頭山」と名づけられ、東頭山三学院無量寿寺と称して隆盛を極めました。
しかし戦火のため焼失したので、平重盛によって荻原の地に移し復興されましたが、のち再度の兵火によって冷泉大納言・二階堂行元により再興されました。
大檀那の名を寺名として、東頭山無量寿院行元寺と改称。中世以降、房総天台教学の拠点となり、上州世良田長楽寺はじめ、京都・鎌倉からの仏教文化の交流深く、房総文化発信に果たすところ大でありました。
明応6年(1497)からの兵乱で堂宇大破、武田の将土橋守秀が復興しました。
万喜城主土岐氏の祈願寺ともなり、天正14年(1586)6月に現在地に移築して偉容を誇るに至りました。
この間に多くの学僧など輩出しましたが、なかでも天海大僧正の弟子亮運大僧正(当時厳海)は家康や大多喜城主本多忠朝との信頼厚く、上野寛永寺学頭となって家光の師となったことで特に知られています。江戸時代は御朱印30石、10万石の処遇を受け、上総・安房に末寺96か寺を有する大寺院として、関東天台の中核をなし、学問寺および祈願寺として発展しました。
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見どころ
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享保20年(1735)建立の二層の山門、房総屈指の大本堂、かや葺き屋根の客殿、伊八の波図彫刻(北斎の神奈川沖浪裏の原風景)北斎兄弟弟子の等随が描いた杉戸絵「老梅と白鷹」童謡「母さん訪ねて」の碑など。
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参拝時間
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午前10時〜午後4時
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拝観料
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300円
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ご朱印
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有(本堂納経)上総国薬師如来20番 関東地蔵尊77番
厄除元三大師祈願道場
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その他
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慈覚大師開山1150年(平成11年)
冷泉家・二階堂行元再興700年(平成14年)
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行事
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1月 元旦 新年護摩祈願会
1月 3日 厄除元三大師大護摩
3月 彼岸会大法要
4月 8日 花まつり、文化財公開、茶建薬師縁日
8月15日 盂蘭盆会、施餓鬼大法要
9月 彼岸会法要
12月31日 お焚き上げ、除夜の鐘
随時 仏教文化講座 土・日・祝「波の伊八」「幻の又八」彫刻公開
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