西迎寺（さいこうじ）◎浄土宗

当山は、鎌倉時代の創建にて、徳川四郎義季（新田義季）公の開基による浄土宗の寺院です。御本尊阿弥陀如来は、善光寺佛にして、徳川四郎義季公の供養佛であります。
身の丈は、一尺五寸六分であり、背面には、「上野國新田庄、青根の郷、大檀那義季見阿、延慶三年卯月廿日」刻字があります。
徳川四郎義季公は八幡太郎源義家を曾祖父とし父義重公の第四子として生まれ、徳川四郎と称し新田群徳川の地に住し、地名にちなみ姓となし徳川氏の祖となりました。その徳川氏に、所縁ふかき御本尊さまです。当寺は、飯山街道に面し往時は大変に賑わっていました。