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大悲山 観音寺(だいひざん かんのんじ)◎真言宗醍醐派
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当山は高知県の県都・高知市の西部に位置し、昭和十五年、開山照蓮阿闍梨がこの地に草庵を結び十一面観音菩薩を御本尊として開かれた。開山遷化後、台風による度重なる水害等により寺勢が一時衰退するが、昭和末期から平成初期にかけて二世山下清教師、三世山下妙純尼の尽力により本堂、護摩堂・地蔵堂・西国三十三観音堂などの主要伽藍が整備され現在に至る。
境内おもかる地蔵堂奉安の地蔵尊は、開山照蓮阿闍梨が大阪の師匠の寺にて修行中、結願の砌この地蔵尊が霊夢に現れ「我土佐に下りて、多くの衆生を救わん」と申されたので、師の許可を頂き当山にお迎えされたといい、願主の心願成就の可否をその御身を以て、時に重く、時に軽くなりお答えくださる所から「おもかる地蔵尊」と呼ばれている。
毎年12月第2日曜日には「おもかる地蔵尊大祭」が厳修され、多くの信徒が訪れ、霊験あらたかなお地蔵様として県内外の多くの人々から厚い信仰を集めている。
また護摩堂には、五大力尊(五大明王)を始め、石鈇山大悲蔵王大権現(いしづちさんだいひざおうだいごんげん)、三面大黒天、毘沙門天王、子安不動尊他諸尊を奉安し、毎月二十八日には災難厄除、家運隆昌、諸願成就を祈念し月例護摩修行を厳修している。
■善光寺如来の由来
当山には平成元年に第三世妙純尼が本堂を建立された際に、観音信仰の宣揚を目的に西国三十三所霊場より霊砂を拝受し、本堂の一階に西国三十三観音堂を建立されたがその後兼務時代、三十三観音堂の規模を縮小し半分を永代納骨堂に、半分を三十三観音堂に改める。
令和3年2月、西国三十三所草創千三百年、聖徳太子千四百年御遠忌並びに翌年の信州善光寺前立本尊御開帳、当山第五世住職晋山五周年を記念し現住職有光弘順の発願により、高知県下の寺院としては初めて信州善光寺よりご分身仏をお迎えし、本堂一階の西国三十三観音堂に奉安。「西国三十三観音堂」を「善光寺堂」と改めた。先師からの観音信仰に併せて当地における善光寺信仰の新たな光を灯し、『土佐の善光寺』とならんことを願っている。
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見どころ
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心願成就のおもかる地蔵尊、又、当山周辺には幕末維新の史跡が多数有り
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参拝時間
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午前8時 〜 午後6時
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拝観料
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無料
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ご朱印
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有(※住職不在の際は本堂に書き置きの用紙を置いてあります)
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行事
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・正月元旦〜3日 修正会・初護摩修行
・1月28日 五大力尊・石鈇大権現初会式(星まつり開白)
・1月28日〜節分 開運厄除節分星まつり
・春彼岸中 善光寺如来御分身佛ご開帳
・3月末日 春彼岸先祖供養法要
・7月1日〜10日 霊峰石鈇山夏山大祭
・7月13日〜15日 新暦盆
・8月13日〜15日 月遅れ盆
・旧暦7月13日〜15日 旧暦盆
・12月第2日曜日 おもかる地蔵尊大祭
・毎月28日 五大力尊・石鈇大権現月例護摩修行
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